クロウミウマの物語 その3
うーん…稚魚って何食べるんだ…
生き餌はちょっと用意するのが難しいのでコペポーダとサンゴ用液体フードを与えることにしました。
ほとんど稚魚は水面に浮遊していますがなんとなーく元気にはしゃいだら子が数匹いて、なんとなーくエサを食べてる気がします(o^^o)
多分この子達は生きてくれると信じでます!
家族で稚魚の誕生にはしゃいでいましたが稚魚を発見したわずか二日後にその悲しい出来事が訪れました…
雄が完全に衰弱していました😥
まるで稚魚達が育つまで頑張ろうと、必死で生きようともがいていましたがほとんど動くことができなくなりました。
もうほとんど力がなくなってしまったところ私はものすごく感動的な場面に立ち会いました…
倒れそうになる雄を雌が支えている姿です。
いつも仲良しではありましたが、もたれかかる雄から雌は動こうともしません😭
クロウミウマの夫婦愛を感じました…本当に凄いです!
産卵の失敗したはずだったのに雄は少しでも袋に入った卵を育て死ぬ間際に稚魚を放ち静かに眠る。それを雌が最後まで支える。
わずか1ヶ月半ではありましたが感動的な場面に出会うことができました。
稚魚を成魚に育てるのは容易ではないですが命をかけて産み落とした生命を大事にしたいと思います。